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日米中、総裁選による政治空白の裏で“緊迫” 中国機が台湾進入、海自は米空母と訓練 識者「日米の堅固な同盟関係を示した」 (1/2ページ)

 中国が、沖縄や台湾の周辺海域で軍事的圧力を強めている。台湾の国防部は1日、中国軍の戦闘機や爆撃機など25機が台湾の防空識別圏(ADIZ)に進入したと発表した。一方、海上自衛隊は同日、日米が9月18日から約2週間、沖縄南方で共同訓練を実施したと発表した。自民党総裁選(9月17日告示-同29日投開票)で日本の政治空白が懸念されるなか、中国を牽制(けんせい)する狙いもあったのか。

 台湾のADIZに進入したのは、中国軍の戦闘機「殲16」18機と、同「スホイ30」4機、爆撃機「轟6」2機、対潜哨戒機「運8」1機だった。9月23日にも戦闘機など24機が進入している。

 沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域でも1日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは18日連続だ。

 中国の軍事的脅威が高まるなか、日米は警戒を強めている。

 海上自衛隊は1日、イージス艦「ちょうかい」「きりしま」を含む護衛艦4隻と、米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」、駆逐艦「チャフィー」、巡洋艦「レイク・シャンプレーン」などが9月18日から10月1日、沖縄南方で防空戦や対潜水艦戦などの共同訓練を実施したと発表した。

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