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【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】高齢化社会と認知症、花が枯れていくように自然なこと ボクの考えは「神様が人類に与えてくれたプレゼント」 (1/2ページ)

 WHO(世界保健機関)から、2050年には認知症患者が世界で1億3900万人を超えるとの試算が出ている。ボクは新型コロナウイルス関連でWHOにはいろいろと文句を言っているけど、この試算に関しては同意見。まず間違いなく超えてくるだろうね。

 認知症は、死の恐怖や苦痛を和らげるために神様が人類に与えてくれたプレゼントだというのがボクの考え。丈夫な肉体を持つ人が認知症を介さずに死を迎える場合、ほぼ何かしらの苦痛を伴うからね。不自由な体というのは、人にとって大きなストレスになるんだ。

 認知症患者数が増える原因は、いうまでもなく高齢化だ。長生きできるようになればリスクは自然と上がる。だからボクとしては、認知症を高齢化社会の自然のこととして受け入れていくことが大事だと思っている。もちろん、若年性の認知症とは分けて考える必要はあるけどね。

 ようは植物と同じ。草が生えて花が咲き、実ができて、次第に枯れていく。そして種がまた新しい芽を出してくれる。この繰り返しだ。枯れた状態を必死に守ろうとするより、新しい芽がしっかり育つようにする方が自然じゃないかな。

 昔は大家族の世帯が多かったから、今だったら認知症と診断される高齢者でも子供や孫たちが世話をするようにして、家族という社会の中で自然に生きることができていた。でも現在では、すっかり核家族化が進んでしまっていて、独居の高齢者が増加している。

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