記事詳細

北朝鮮の特殊部隊が中朝国境で無差別射撃、男性1人死亡 (1/3ページ)

 社会安全省(警察庁)は昨年8月、国境地帯の住民に対して、国境沿いに許可なく接近すれば、人であろうが動物であろうが無条件で銃撃するとの布告を出した。それ以降、人間、野生動物を問わず発見され次第撃ち殺される事態が続発している。

 中でも、国境警備のために派遣された朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の特殊部隊の暴風軍団は、素行が悪く、次から次へと人や動物を射殺しており、地元民に恐れられている。

 そしてまた、食糧難の中、食べ物欲しさに国境を超えた人が命を落とした。

 (参考記事:「気絶、失禁する人が続出」北朝鮮、軍人虐殺の生々しい場面

 咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋によると、亡くなったのは会寧(フェリョン)に住んでいた50歳男性。先月中旬に行方不明になっていた。北朝鮮、中でも中国との国境に接する地域では、行方不明は単に消息がわからなくなったことだけを意味しない。脱北の疑いがかけられる政治事件として扱われるのだ。実際、地元の保衛部(秘密警察)も近隣の住民も、男性が脱北したものと見ていたが、証拠はなかった。

 (参考記事:警察の性暴力に末に射殺された、ある30代女性の死

デイリーNKジャパン

関連ニュース