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甲府市で放火逮捕の19歳少年 小指を骨折、夫婦と争い負傷か

 甲府市の住宅が全焼し、住人の井上盛司さん夫婦とみられる遺体が見つかった放火事件で、同居する娘への傷害容疑で逮捕された甲府市内の少年(19)が、指を骨折するなどのけがをしていたことが分かった。山梨県警南甲府署捜査本部は、少年が井上さん宅に侵入後、夫婦と争いになり、負傷した疑いがあるとみて調べている。

 火災は12日午前3時50分ごろ発生。現場は油のようなものがまかれていた。捜査関係者によると、少年は同日午後7時ごろ、車を運転し市内から30キロ近く南にある身延町の駐在所に出頭、同署に電話で「人を殺してしまった…」と泣きながら打ち明けた。顔をやけどし、手にテーピングを巻いており、小指を骨折、腱が断裂していた。

 夫婦には10代の娘が2人おり、少年は出火直前、妹の頭を殴り打撲などのけがを負わせた疑いで逮捕された。妹の体には刃物でできたような傷が確認されており、「逃げたら後ろから襲われた」と、一方的な攻撃だったと説明している。

 少年は姉と面識があり、捜査本部は事件との関連を調べている。

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