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対中牽制「QUAD」日米豪印で再び訓練 インド沖で共同「マラバール」 海自最大の護衛艦、米原子力空母などが参加

 海上自衛隊と、米国、オーストラリア、インド3カ国の海軍による共同訓練「マラバール」が開始されたと、米国防総省のジョン・カービー報道官が12日、発表した。4カ国による戦略的枠組みは「QUAD(クアッド)」と呼ばれ、習近平国家主席率いる中国共産党政権による軍事的覇権拡大を牽制(けんせい)する狙いだ。

 海自によると、共同訓練は11日~14日、インド沖ベンガル湾で実施。主な訓練項目は、対潜戦訓練や対水上訓練射撃、洋上補給訓練など。海自最大の護衛艦「かが」と、護衛艦「むらさめ」、米海軍原子力空母「カール・ビンソン」、巡洋艦「レイク・シャンプレーン」、インド海軍の駆逐艦「ランヴィジャイ」、フリゲート艦「サツプラ」、オーストラリア海軍のフリゲート艦「バララット」などが参加している。

 マラバールは1992年にインドと米国が始め、2015年に日本も加わった。4カ国は8月下旬にも、グアム周辺や西太平洋で共同訓練を行っている。

 木原誠二官房副長官は13日の記者会見で「(共同訓練は)『自由で開かれたインド太平洋』の強化を進めて行くうえで極めて重要だ。米印豪との結束をさらに深めていきたい」と述べた。

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