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「召喚状」に応じずまたも都議会欠席 無免許・当て逃げの木下都議 より強制力ある懲罰「除名」求める声も

 東京都議選中に無免許運転で当て逃げの人身事故を起こし、自動車運転処罰法違反などの疑いで警視庁に書類送検された木下富美子都議(54)が、都議会第3回定例会最終日の13日も、体調不良を理由に本会議を欠席した。都議会では、事故発覚後、3カ月も公の場に姿を見せない木下氏を辞職させるため、地方自治法上の「除名」を求める声が出始めた。

 「体調の改善がまだ見られないので、明日の都議会には出られません」

 木下氏は12日夕、都議会事務局にこう電話をかけてきたという。同日夜には、本会議の欠席届が郵送で事務局に届いた。

 都議会の議長と副議長は、2度の議員辞職勧告を受け、木下氏に説明を求める「召喚状」を送っていたが、期限の13日までに果たされなかった。

 この間も、月額81万7600円の議員報酬と月額50万円の政務活動費は支払われている。都議会は、長期欠席する議員の報酬を見直す検討会の新設も決めている。

 都議会の一部会派からは、地方自治法135条に基づき、より強制力のある懲罰である「除名」にすべきとの声も出ている。

 木下氏の行為が同法上の懲罰に当たるかは議論の余地があるが、議員の3分の2以上が出席した本会議で、4分の3以上が賛成すると除名は成立し、木下氏は失職する。

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