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【衆院選2021年秋】東京25選挙区“当確リスト” 自民「東京12勝13敗」、「石原兄弟」苦戦か “選挙のプロ”久保田正志氏が分析 (2/2ページ)

 1区では、立憲民主党の海江田万里元経産相と、自民党の山田美樹氏のバトルに、日本維新の会が昨年の都知事選で61万票を獲得した小野泰輔氏を送り込み、事実上の三つどもえの戦い。現状は、知名度に勝る海江田氏がややリードしている。

 9区では、公職選挙法違反で公民権停止となった菅原一秀元経産相の後任に、自民党は前回比例の安藤高夫氏を立てた。

 久保田氏は「安藤氏は落下傘で厳しい戦い。この間、知名度を高めてきた元朝日記者で立憲民主党の山岸一生氏がやや優勢だ」という。

 15区は大混戦だ。カジノ汚職事件で自民党を離党した秋元司氏が公示直前に出馬を見合わせた。自民党は無所属の今村洋史氏と、柿沢未途氏の2人に推薦を出した。

 久保田氏は「柿沢氏は、外相を務めた父の時代から、地元に根を張る支援組織が機能している。ただ、一部のベテラン都議は今村氏支援に回っており、最後までもつれそうだ」と語る。

 18区は、2年前に自民党入りした長島昭久氏と、菅直人元首相の「旧民主党師弟対決」だ。

 久保田氏は「菅氏は『史上最悪の宰相』と呼ばれながら、『落下傘の長島氏は許さない』と息を吹き返し、やや優勢の状況だ」と分析した。

 共産党は、2、8、15、23各区の候補者を取り下げた。この共闘効果が出つつある。 

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