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「太平洋上で水爆事件」父親をも超えた金正恩“核の暴走” (1/3ページ)

 北朝鮮で11日、朝鮮労働党創立76周年を記念する国防発展展覧会「自衛-2021」が開かれた。このような展覧会が開かれるのは初めてだ。開幕式では金正恩総書記が記念演説を行った。舞台の脇には移動式発射台(TEL)に載せられた新型と見られる大陸間弾道ミサイルが展示されていた。これ以外にも過去5年間に開発されたミサイル、ロケット砲などの兵器が大挙、展示された。

 金正恩氏が、執権10年間でいかに北朝鮮の軍事力を発展させてきたかを誇示することが「自衛-2021」の開催目的であることは疑いようがない。並べられた多種多様な飛び道具に注目が集まりがちだが、それ以上に警戒すべきは金正恩時代に飛躍的に進んだ「核開発」だ。

 (参考記事:金正恩「核とミサイルの暴走」の裏で大量の公開処刑

 米国防情報局(DIA)は15日、根拠は明らかにしなかったものの、将来的に北朝鮮が核実験を再開する可能性があるとする報告書をまとめた。2018年の金正恩氏とトランプ元米大統領との初の米朝首脳会談で、朝鮮半島の非核化に向けた方向性は確認された。しかし、米朝関係の変化や状況次第によって、金正恩氏が核実験再開に舵を切る可能性は十分にあると筆者も見ている。

デイリーNKジャパン

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