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【衆院選2021年秋】「首都圏」最新当落予測 神奈川で自民党苦戦、埼玉では10選挙区で野党共闘 政治広報システム研究所・久保田正志氏が分析 (2/2ページ)

 久保田氏は「後藤氏は山奥の道路沿いのポスターなどを見ても、かなりの運動量だ。最後は、日ごろの地道な活動や地方議員との信頼関係が、モノを言う」と語った。

 埼玉では、15選挙区のうち10選挙区で野党が共闘した。

 10区(東松山市、坂戸市など)は注目の接戦区。自民党は山口泰明前選対委員長が引退し、次男の晋氏を擁立した。立憲民主党の坂本祐之輔氏は元東松山市長で知名度もある。

 久保田氏は「山口氏は苦しくなってきた」と分析した。

 12区(熊谷市の一部、行田市など)では、前回選挙で惜敗率99%で涙をのんだ立憲民主党の森田俊和氏が、自民党の野中厚元農水政務官に序盤戦で一歩抜け出た。

 千葉では、まず8区(柏市の一部など)に注目だ。これまで、自民党の桜田義孝元五輪相が独特のキャラクターで勝ってきた。公示前も、レジ袋有料化を疑問視する支援者らの声を新環境相に伝えて話題になった。

 ところが、今回は事実上の一騎打ちとなり、立憲民主党の重鎮、岡田克也元副総理の秘書だった本庄知史氏が「逆転したようだ」(久保田氏)。

 6区(市川市と松戸市の一部)には、北朝鮮による日本人拉致被害者をめぐる「生存者はいない」発言で、立憲民主党の公認を失った生方幸夫氏が無所属で出馬した。

 久保田氏は「許しがたい暴言が影響し、劣勢だ。自民党が『敵失』で生き残るだろう」と予測した。

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