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「近畿圏」最新当確予測 維新が躍進も地域政党の壁は高い 周辺県の個別選挙区には自民党や他の野党の“指定席”多く (1/2ページ)

 「松井一郎代表(大阪市長)の日本維新の会は大阪で躍進しているが、周辺府県の個別選挙区までは波及していない。自民党や他の野党の“指定席”も多いからだ。維新が地域政党の壁を崩すのは簡単ではない」

 政治広報システム研究所の久保田代表は、近畿圏の現状をこう語った。

 京都では、1区(京都市の一部)で、自民党が伊吹文明元衆院議長の後任に、元総務官僚の勝目康氏を擁立した。当初は、共産党の穀田恵二国対委員長が「今回こそ、くさびを打ち込む」との見方もあったが、久保田氏は「自民党は『伊吹ブランド』をうまく引き継ぎ、バトンタッチに成功した」として、勝目氏を「やや優勢」と判定した。

 4区(京都市の一部、亀岡市など)は大接戦だ。以前から、自民党の田中英之文科副大臣と、野党系無所属の北神圭朗氏が保守・中道票を奪い合ってきた。これに共産党の吉田幸一氏も絡み、三つどもえの争い。

 現状では、田中氏が「やや優勢」だが、久保田氏は「北神氏が運動量を上げ、評判が良い。田中氏もおちおちしていられない」と指摘した。

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