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【勝負師たちの系譜】台湾の高校生が驚きの初優勝 プロ棋士も感心するレベルの高さ 国際将棋フェスティバル (1/2ページ)

 3年に一度行われていた「国際フォーラム」は、昨年コロナで中止となり、今年は1年遅れで「国際将棋フェスティバル」として、オンラインでの大会が開催された。

 今回は37の国と地域の選手が参加し、まずは夏に大陸代表決定大会。勝ち上がった14人に日本将棋連盟推薦の選手を入れてのトーナメント戦が、この15~17日の3日間で行われた。

 将棋連盟の推薦選手は、日本代表の女流アマ、高橋礼奈さん(27)と、モンゴル代表のムンフゾル・トゥルムンフさん(19)の2人。

 トゥルムンフさんは現在、チェスのプロとして活躍している女性で、数年前、日本に来て将棋のプロになる道を関係者に相談していたという経歴を持つ。

 対局会場は、東京都台東区の浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス。彼女は1回戦でブラジル代表ハマ・コウシロウさんを破った。私が訪ねた2年前のブラジル名人で、かなりの実力者だが、トゥルムンフさんは振り飛車から角を玉のそばに成り込み、一気に寄せたのだった。

 2回戦もスウェーデン代表に勝ったものの、準決勝で台湾代表の高校生、張京鼎さんに敗れて姿を消した。

 決勝はこの張さんと、中国・上海代表の許●(=衝の重が干)●(=日へんに句の口が二)さんの対決。上海代表は本命だが、もう一人の本命のベラルーシ代表は、2回戦で張さんに敗れた。

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