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中露艦隊が列島一周“総選挙潰し”許すな! 防衛省「極めて特異な行動」と警戒 今こそ「外交・安保」争点に議論を 識者「メディアが重大ニュースを取り上げない」 (1/3ページ)

 日本の衆院選(31日投開票)を威圧してきたのか-。中国とロシアの海軍艦艇計10隻が17~23日、津軽海峡を通過した後、太平洋側を南下し、鹿児島県の大隅半島と種子島の間の大隅海峡を通過して東シナ海に入った。日本列島をほぼ一周したかたちで、防衛省は「極めて特異な行動」として警戒を強めている。中国国防省は武器を使用した訓練も実施したと発表した。北朝鮮も、ミサイル発射実験を繰り返している。岸田文雄首相(自民党総裁)は、日本の独立や生存、発展を確保する「経済安全保障」を掲げているが、衆院選前半戦では、与野党とも新型コロナ対策や、「給付」や「減税」などのバラマキ合戦論争が目立った。後半戦こそ「外交・安全保障」について議論すべきではないか。

 

 「中国とロシアによる警告という意味ではないか」

 日本政府関係者は、中露艦隊の特異な行動について、こう語った。

 防衛省によると、中露は今月中旬、日本海で合同演習を実施した。その後、中国海軍のレンハイ級ミサイル駆逐艦など5隻と、ロシア海軍のウダロイI級駆逐艦など5隻の計10隻は18日、津軽海峡を通過した後、20日に千葉県の犬吠埼沖約130キロまで接近した。21日には伊豆諸島付近を進み、艦載ヘリを発着艦させた。

 22日午後1時ごろには、10隻が高知県足摺岬の南約180キロを航行するのを海上自衛隊が確認し、その後、大隅海峡を通過して東シナ海に入った。23日午前10時ごろには、長崎県男女群島の南南東約130キロで、中国駆逐艦の艦載ヘリコプターが発着艦するのが確認された。

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