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「私は議員を辞めません」木下都議、堂々の“居座り”宣言 3回目の召喚状に応じ「除名」の理由なく 板橋区民は納得せず、リコール運動開始へ (2/2ページ)

 ただ、「無免許運転で人身事故を起こした人物」という事実を知らされずに投票した都民は納得できない。

 木下氏の地元、板橋区民の有志らでつくる「日本の民主主義と公平な選挙を守る会」は9日、「都議として仕事がしたいならば、いったん辞職し、けじめをつけるべきだ」との抗議文を提出した。同会は今後、地方自治法第80条などを踏まえ、リコール運動の準備を始めるという。

 リコールは議員当選から1年以内はできないが、来年7月以降、板橋区の有権者約47万5000人の3分の1を上回る署名を集めれば住民投票ができ、過半数が同意すれば木下氏は失職する。

 各党の対応を聞いた。

 自民党若手の板橋区議は「今後、党を支援する業界団体や全町内会に声をかけ、賛同を求めたい」と語った。

 板橋区選出の立憲民主党の宮瀬英治都議も「住民の声を代弁する立場として協力したい」と語った。

 ただ、共産党のベテラン都議は「来年夏の参院選と重なり、政党として乗り出すのは容易ではない」と慎重だ。

 リコールを成立させるのは簡単ではない。有権者がどう機運を盛り上げるかが注目される。

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