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【長谷川幸洋 ニュースの核心】米中、台湾有事はもはや「時間の問題」 林外相任命は「日本の弱腰」示すメッセージ…日本の危機感はあまりに薄い (3/3ページ)

 台湾をめぐって米中が正面から衝突すれば、核戦争は30年ではなく、すぐにも起きるかもしれない。念のために付け加えれば、これは私の見立てではない。米海軍戦争大学の教授が真剣に懸念している事態である。

 そんななか、岸田文雄首相は茂木敏充前外相の自民党幹事長転出に伴って、林芳正氏を外相に任命した。林氏は日中友好議員連盟の会長を務めた、「親中派」の代表格でもある。これは、「日本の弱腰」を示すメッセージになりかねない。岸田政権は大丈夫か。(ジャーナリスト)

 ■長谷川幸洋(はせがわ・ゆきひろ) ジャーナリスト。1953年、千葉県生まれ。慶大経済卒、ジョンズホプキンス大学大学院(SAIS)修了。政治や経済、外交・安全保障の問題について、独自情報に基づく解説に定評がある。政府の規制改革会議委員などの公職も務めた。著書『日本国の正体 政治家・官僚・メディア-本当の権力者は誰か』(講談社)で山本七平賞受賞。ユーチューブで「長谷川幸洋と高橋洋一のNEWSチャンネル」配信中。

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