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寝耳に水の“外国人住民投票条例案”に武蔵野市騒然 反対派「外国人参政権」に危惧…松下市長は「論理の飛躍だ」と反論 自民・長島昭久氏「あまりに拙速だ」 (3/3ページ)

 ◆市長支援の菅直人氏「お答えしかねる」

  武蔵野市議会(26人)は、条例案提出の19日を前に緊迫している。「反対」は自民党系(8人)など少数だ。

 自民党の小美濃安弘(おみの・やすひろ)市議は「松下市長が再選した10月の市長選で、市長側から『外国人の投票参加』に関する情報発信はほとんどなかった。市民の中には、『条例案の内容を知っていれば市長に投票しなかった』と訴える声も多い」と語る。

 確かに、松下市長は自身の選挙公報で、「より進んだ市民参加に挑戦するまち」を掲げたが、市民参加の「主体」についての言及はなかった。

 一方、容認派の若手市議は「外国人の投票を認めても、最終的にどうするかは市議会の判断だ。この『安全装置』が働く以上、条例案を否定する理由はない」と語った。

 先の市長選で、松下市長は、武蔵野市を含む衆院東京18区選出で、立憲民主党最高顧問の菅直人元首相の支援を受けた。選挙公報の「支持します」という政党には、立憲民主党や日本共産党、社会民主党、れいわ新選組などが並んでいた。

 そこで、夕刊フジは15日、菅氏にも条例案への見解を聞こうと質問状を送ったが、菅事務所は「お答えしかねる」と電話で回答してきた。

 武蔵野市役所前では15日午後も、反対派の市民ら20人以上が条例案の撤回を求めて声を上げ、騒然となっていた。

 松下市長はこのまま、条例案提出に突っ走るのか。

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