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【ぴいぷる】絶景カメラマン・稲田大樹 ギターを一眼に持ち替えて、古都の魅力にフォーカス 初の写真集「極彩色の京都 四季の名所めぐり」が話題 (1/2ページ)

 紅葉に燃える嵐山・祐斎亭、桜満開の祇園白川…。

 「誰も撮ったことのない京都を撮りたくて。すてきな風景がまだまだたくさんありますから」

 写真集「極彩色の京都 四季の名所めぐり」(KADOKAWA)の中には、日本を代表する観光地としての見慣れたたたずまいは1枚もない。思わず息をのむ幻想的な世界が広がり、ページを繰る手がしばし止まる。

 「深夜や朝方など人がいなくなるまで何時間でも待ちます」。シャッターチャンスに命をかけている。

 彼の手にかかると、夢見坂から見下ろす八坂の塔(法観寺)はこんな表情を現す。

 「日没前の“マジックアワー”の中でも、さらに最も夕焼けが映える数秒を粘りに粘りました」

 自然環境や気候などの条件は日々刻々と移ろうため、「同じ場所、同じ時間にそこへ行って撮影しても、二度と同じものは撮れません」。

 京都府宇治市で生まれ育った。それだけに古都が時に見せる圧倒的な風景にこだわっている。

 カメラマンとしては遅咲きで、本格的に撮り始めたのは大学卒業後。

 「中学校では吹奏楽部、高校、大学では軽音楽部。プロを目指し、バンド活動で全国を回ってました」

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