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【勝負師たちの系譜】豊島将之が藤井四冠に雪辱を果たし2年連続の優勝 日本シリーズJTプロ公式戦 (1/2ページ)

 将棋日本シリーズJTプロ公式戦は、唯一の公開で指す棋戦で、今期は第42期になる。

 最初はトップの4人から始まった棋戦だが、すぐにタイトル保持者とA級棋士の12人で、全国各地を回るトーナメント戦となり、私も新A級の頃から出場させて頂いた。

 ファンにとっては、目の前で公式戦が見られる楽しみがあるが、対局者にとっても初期の頃は、勝利者賞で各地の名産品が頂けるのが楽しみだった。

 もっとも私などは敗れて、目の前を仙台箪笥や博多人形が通り過ぎるのを、何度も経験した方だが。因みに私が頂いたのは、サン・ルイのワイングラス等である。

 今日では出場資格がA級でなく、タイトル保持者の次は、賞金ランキングの上位からとなっているが、トップ棋士だけの棋戦には間違いがない。

 プロの対局前に、テーブルマーク主催のこども大会が開かれ、ここからプロになった人も多い。規模は日本一で、出場者は合計1万人を超える大会だ。

 昨年はコロナの影響で、全会場が中止となったが、今年は何とか東北、福岡、大阪、東海、東京の5カ所だけ開催ができた。

 東京大会は日本シリーズの決勝戦の日で、21日に千葉市の『幕張メッセ』で行われた。

 決勝に残ったのは、奇しくもこの夏から19番勝負を戦った豊島将之JT杯覇者と藤井聡太四冠。

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