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中国軍機のべ27機、台湾ADIZに進入 バルト3国の国会議員団の訪台に反発か

 中国が、台湾への軍事的威圧を繰り返している。台湾国防部は28日、中国軍機のべ27機が台湾の防空識別圏(ADIZ)に進入したと発表した。バルト3国の国会議員団が訪台していたことが関連しているとみられる。

 進入したのは、中国軍の戦闘機「殲16」8機と、同「殲10」6機、早期警戒管制機「空警500」2機、爆撃機「轟6」5機、新型の空中給油機「運油20」1機など27機。多くが台湾南側のADIZを横切るように進入した。台湾国防部は監視活動を行った。

 台湾メディアは、新たに「運油20」が加わったことを報じ、台湾への圧力が増すと伝えている。

 この日、バルト3国のリトアニアとエストニア、ラトビアの国会議員団が訪台し、29日に蔡英文総統が面会する予定になっている。中国は、訪台に対する反発の意図があるとみられる。

 26日には超党派の米議員団が米軍機で訪台したことを受け、中国軍が「戦闘準備パトロール」を実施したと発表していた。