政治・社会の連載

昭和のことば
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時代遅れの男を演じ…鶴田浩二の渋い歌声にしびれた 古い奴だとお思いでしょうが(昭和46年)

 鶴田浩二が耳に手を当てながら前奏部にかぶせつぶやくセリフだ。「古い奴ほど新しいものを欲しがるもんでございます」と続く。前年発売された『傷だらけの人生』(藤田まさと作詞、吉田正作曲)が、この年大ヒット。時代遅れの男を演じる鶴田の朴訥(ぼくとつ)で渋い歌声に、多くの女性や子供たちがしびれた。【記事を読む】