高額な解約料発生することも…説明受けた翌日の契約は避ける 通信サービス

2013.05.14


パソコンのネット接続は強引な業者にご注意【拡大】

 パソコンを利用する上でインターネット接続など、どの業者の通信サービスを選択したらよいのか悩むことも多い。勧誘業者は玉石混交で強引な手口で契約を勧められることもあり、さまざまなトラブル相談が消費者センターに寄せられている。

 家を訪れた業者から「無線LANでネットを利用すると、現在、利用している有線回線の通信スピードが変わらずに利用料金が安くなる」という説明を受けた男性が、新たな業者の通信サービスを契約した。しかし、契約後に現在の回線の方がスピードの速いことが分かり、契約解除すると数万円の解約料を要求されている。

 通信サービスにはケーブルテレビなどの有線から無線LANまでさまざまなものがあり、仕組みが複雑で利用者には理解できないことも多い。業者はそこにつけこんで「通信会社を変えれば、利用料金が安くなる」「今なら、工事費は無料」といったお得感を覚えさせるような誘い文句で、契約を勧めてくる。しかし実際には必ずしも現行の回線を変更して通信会社を変えても、安くならないことも多い。

 業者から訪問や電話で勧誘された契約であっても、インターネット接続などの通信サービスは電気通信事業法の規制対象なので、8日間以内で無条件に解約できるクーリング・オフは適用されない。従って、契約後すぐに解約したとしても高額な解約金が発生してしまう。

 それだけにサービス内容や接続機器のレンタル代金、解約料などがどのくらいになるのか、業者の説明後に渡される書面を事前にしっかりと見たうえで契約する。業者によっては、自主的にクーリング・オフを定めているところもあるので、契約内容を見て、そうした条項がないところの契約を避けた方が無難かもしれない。

 また「このままでは、現在使っている固定電話やADSLが使えなくなる」とウソの話をして、不安をあおり、通信サービスを別会社に変更させようとする業者もいる。あまりにもしつこい勧誘や虚偽説明での契約の場合は、契約の取り消しなどの交渉ができる可能性も残されているので、泣き寝入りせずに相談したい。

 いずれにしても、説明を受けた即日での契約は避けることが大事である。

 ■多田文明(ただ・ふみあき)1965年生まれ。ルポライター。詐欺・悪徳商法を数多く潜入取材。洗脳・カルトにも詳しい。9月に新著「おいしい話に、のってみた “問題商法潜入ルポ”」(扶桑社)刊行。

 

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