安すぎる商品は詐欺サイトの可能性も 連絡先が“メールのみ”は危険と判断

2013.11.26

 便利なネット通販を利用して、商品を買う人は多い。しかし、ネットを通じて購入の申し込みをしたものの、商品が届かなかったり、注文した商品と違うものが送られてきたといった被害も相次いでいる。

 今年に入り、商品の在庫もないのに、家電販売の偽の通販サイトを立ち上げて、注文をしてきた男女4人に商品を送らず、購入代金30万円ほどをだまし取ったとして、埼玉県警と警視庁は詐欺などの容疑で男らを逮捕した。男らは、他のサイトよりも安い価格を提示して多くの消費者を引き付け、商品の申し込みをさせており、被害金額は1000万円を超えるといわれている。

 ネット通販では、他のサイトと比較して、少しでも安い値段で買うことができるが、この利便性を悪用して詐欺を行うサイトも多くある。私たちは安さにひかれてすぐにクリックして注文をしてしまいがちだが、あまりにも商品が安すぎて怪しいと思えば、買いたい気持ちを抑えてちょっと待つようにしたい。

 もしそれが詐欺サイトだった場合、1週間ほどでサイトが消えてしまったり、他の購入者から「だまされた」などの被害の書き込みがネット上に出ることもあるからだ。

 またネット通販で商品購入をするには、法律で記載されるべき業者名や住所、電話番号などの連絡先を必ず確認する。もし一部でもそれが欠けていたら、申し込みはしない。連絡手段がメールしかない通販サイトは危険と判断すべきであろう。

 業者とトラブルになったとき、メール連絡しかできないと、返金依頼をしても返信がなかったら、手の打ちようがなくなるからだ。

 また近年、ネット通販で商品を買ったら偽ブランドをつかまされた、という被害も多くある。有名ブランドの商品が正規の値段に比べて、あまりの安さで販売されているときは、偽ブランド品と疑い、手は出さない。安さの行きつく先は、偽ブランドである。

 ネット通販では値段の比較ができ、すぐに商品購入ができるスピードが売りだが、あえてタイムラグをおき、相手のサイトが信頼のおけるところかを見極める心の余裕を常に持つようにしたい。

 ■多田文明(ただ・ふみあき)1965年生まれ。ルポライター。詐欺・悪徳商法を数多く潜入取材。洗脳・カルトにも詳しい。9月に新著『悪徳商法 わざと引っかかってみました』(彩図社)刊行。

 

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