“ミシュラン”レストラン列車満喫 JR東日本「TOHOKU EMOTION」

2014.02.07

連載:旅日和


八戸線を走る「TOHOKU EMOTION」【拡大】

 一流レストランの美味しい食事をいただき、車窓の眺めをめでる−昔は食堂列車があったのでこんな旅の楽しみもあった。それを再現してくれたのが、JR東日本の「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」だ。起点の青森・八戸から岩手・久慈までのお楽しみも併せてご紹介。 (幾田進)

 東北新幹線を使えば八戸まで約3時間。八戸線に乗り換え、「TOHOKU EMOTION」の客室に。コンパートメントは4人がけ。インテリアもシックで気分は一流レストランだ。

 メニューも凝っている。往路は、アミューズブーシュから、前菜アソート、メーン料理、プティフールというコース。復路は、デザートのアソートプレート、デザートブッフェ。本格メニューは、ミシュランの星を獲得した銀座「アロマフレスカ」の原田慎次シェフ監修で、食材もアワビやイクラなど、東北の地のものをふんだんに取り入れたイタリアンで、車内のキッチンから運ばれる。

 器もこだわり、秋田の大館曲げわっぱ、福島の会津塗などを使用している。温かい料理を山形の高畠ワインとともにいただき大満足した。

 関裕次支配人は「お客さま1人1人の食べるスピードが違いますので、限られた運行時間内にお飲み物と料理を運び、満足していただけるようにがんばっています。降りるときには名残惜しそうにしているお客さまが多いですね」という。

 料理に舌鼓を打つうち、久慈駅到着。「あまちゃん」の舞台になった「三陸鉄道駅舎」など市内のロケ地を「じぇじぇじぇ」とつぶやきながらぶらぶら巡る。まめぶ汁や海鮮料理の店もあるのだが、何しろ腹いっぱい。4月に三陸鉄道が全線開通したらまた来ようと思いながら、再び車上レストランへ。復路はスイーツざんまい。

 夜は八戸泊。奥の深い町で、夜は飲食店がひしめく8つの横町を探訪、居酒屋で「せんべい汁」と地酒で夜が更ける。

 翌朝6時起きし「朝市」「朝ぶろ」。乗り合いタクシー(1500円で入浴券付き)で陸奥湊駅前朝市へ。「いがったらかれー(良かったら買って)」というイサバのカッチャ(魚商のおかあちゃん)の呼び込みに誘われ、場内で刺身3色盛りに蒸しウニを買い、ご飯とシジミ汁をもらう。ご飯をおかわりしても800円ナリ。

 朝食後は近くの銭湯で朝ぶろ。鉱泉だから疲れも吹っ飛ぶ。風呂から上がればタクシーがホテルまで送ってくれ、これも料金の内だ。

 この後、ウミネコの繁殖地の蕪島神社や種差海岸など三陸復興国立公園を回る。蕪島(かぶしま)は津波もかぶったそうだが、被害の跡は癒えているようだった。

 【TOHOKU EMOTION】土日祝日を中心に1日1往復。現在4/9〜9/28運行分発売中。ランチコース7200円、デザートブッフェ4100円。往復利用1万800円。コンパート使用は3000円追加。東京などからの新幹線利用のセットもあるので詳細は「TOHOKU EMOTION」で検索。

 

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