未成年者のネット利用における高額請求 フィルタリングで全ての有害サイト防げない

2014.03.11


保護者にフィルタリングサービスを呼びかける警察のチラシ【拡大】

 最近、親の目が行き届かないところで、未成年者がネットを利用して起こすトラブルが頻発している。

 子供が携帯サイトでアダルトサイトにたどりついたが、有害情報へのアクセスを制限するフィルタリングをつけているので大丈夫だと思いクリックすると登録になり、料金の請求画面が出たという相談が消費者センターに寄せられている。未成年者が携帯を使うときはフィルタリングを設定するが、すべての有害サイトを防げるわけではない。

 またスマートフォン利用者のなかには、スマホ向けフィルタリングがLINEなどの人気アプリを規制の対象にしているので、つけない人も多い。興味本位だけでサイトをクリックしないように注意しておきたい。

 親元に身に覚えのない高額な請求が届いたという相談も多い。子供にネットゲームをさせるとき、無料のゲームだと親が事前確認したにも関わらず、クレジット会社から20万円を超える請求があったというものや、子供に「ゲームのアイテムを買いたい」と言われ、親がカード番号を入力し1000円分の購入をしたはずが、7万円の請求がきたというものである。

 ゲーム自体は無料でも有料アイテムの購入で先に進むようになっているものや、一度でもカード番号を入力すれば、次に購入する際、IDやパスワードだけで簡単に買えるサイトもある。子供はその辺りがわからないので、何度もアイテムを買い続けて、高額な請求になってしまう。

 子供が携帯で音楽通販サイトのダウンロードを繰り返し、20万円を超える請求がきたケースもある。民法では未成年者である子供が親の同意なく契約した場合、原則的には契約の取り消しは可能だが、それができない場合もあるので、トラブルに見舞われたら、消費者センターに相談するようにしたい。

 ■多田文明(ただ・ふみあき) 1965年生まれ。ルポライター。詐欺・悪徳商法を数多く潜入取材。洗脳・カルトにも詳しい。新著『迷惑メール、返事をしたらこうなった。』(イースト・プレス)刊行。

 

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