千代田区の震度5弱は首都直下地震に影響する? 他の地震を誘発することも (1/2ページ)

2014.05.07


東京で5日発生した震度5弱の地震について会見する気象庁の担当者【拡大】

 大型連休中、突如襲ったマグニチュード(M)6・0の強い地震。最大震度5弱の東京都千代田区を中心に関西から東北まで広い範囲をグラグラと揺さぶったが、気になるのは、将来必ず起きるとされているM7〜8級の首都直下地震だ。関連性はあるのか。専門家もかなりの関心をもって注目している。

 休暇モード真っ直中の5日早朝、あまりの強い揺れに飛び起きたサラリーマンも多かったはずだ。震源は伊豆大島近海で、深さは約162キロ。

 硬い太平洋プレート内部で発生したため、地震波が弱まることなくプレート内を伝わり、震源の真上(震央)から約100キロ離れた千代田区で、震度5弱を観測する奇妙な現象も起きた。

 首都直下地震の前触れ、あるいは誘発するのか…と脳裏をよぎったが、国の有識者会議では、首都直下が起きる場所として、太平洋プレートではなく、その上にあるフィリピン海プレート内部などを想定している。気象庁は発生メカニズムが異なることから首都直下との「関連は薄い」とした。本当のところはどうなのか。

 本紙で「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」を連載する武蔵野学院大学の島村英紀・特任教授は「引き金にならないとは言い切れない」と指摘し、こう解説する。

 「1つの地震が他の地震を誘発することはたくさんある。明治三陸沖地震(1896年)が、その37年後に起きた昭和三陸沖地震(1933年)の引き金になったり、今回のように約162キロのような深い震源の地震がその後、浅いところの地震を誘発したりする事例は少なくない」

 

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