AKB握手会の惨劇 警備上の問題点とノコギリ男の素性 (2/2ページ)

2014.05.26


事件現場となった岩手産業文化センター催事場の入り口付近。捜査員の姿も見え、深夜まで現場検証が続いた=25日夜、岩手県滝沢市(山内倫貴撮影)【拡大】

 ファンとの交流の場である「握手会」で起きた惨劇は、その警備の難しさも浮き彫りにした。

 運営側によると、当日は警備員と会場整理スタッフの約100人が警備を担当。大阪府警の刑事や警察官OBで組織された「OJS48」という警備スタッフも警戒にあたっていた。

 「OJSとはおじさんの略でAKBの兄貴分という位置づけの異色のチーム。ファンにも親しまれるようにという遊び心で誕生した」(AKB関係者)

 会場にはルールを無視して長時間、握手をするファンを引きはがすための「ハガシ」と呼ばれるスタッフもいた。二重三重の対策にもかかわらず、最悪の事態を防げなかった。

 「不審な人物に対しては手荷物検査も行っていたが、あまりやり過ぎてもファンの反発を招く。警備を厳格にし過ぎるとファン離れにつながることもあり、難しい部分もある」(同)

 今回の事件を受け、 AKB48の姉妹グループ「NMB48」は、26日に大阪市内で行う予定だった「吉本新喜劇」との公演を延期。レンタル大手TSUTAYAの運営会社、カルチュア・コンビニエンス・クラブも、金沢市内で同日開催する予定だったAKBメンバーらの握手会を延期した。

 グループの運営側は「握手会も基本的には続けていきたい。警備強化のため、金属探知機の導入も検討している」と話しているが、当面、延期は避けられそうにない。

 

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