心ゆくまで楽しめる“日本酒列車” 新潟県

2014.06.13

連載:旅日和


ジャズ演奏でお酒が心地よく回る【拡大】

 新潟は言わずと知れた酒どころ。最近、若い女性にも日本酒はブームだが、そんな女性も、もちろん男ならよだれを流して喜ぶ酒がテーマの列車に乗り、周辺を探索した。(幾田進)

 【車中で酒三昧】

 JR東日本が運行する「越乃Shu*Kura」は、越後の酒蔵をイメージした列車。客席もボックスシートや展望ペアシートなどの1号車(びゅう旅行商品専用)、リクライニングシートの3号車のどちらにもソファのフリースペースがあり、心ゆくまでお酒に身を委ねられる。2号車では、ジャズの生演奏や地元酒蔵が日替わりで登場し自慢の酒をふるまう蔵元イベントを楽しみ、カウンター「蔵守」で地酒やこだわりおつまみ、グッズを買える。

 地元トリオの軽快な「A列車で行こう」のリズムに乗って、吉永小百合のCMで知られた酒蔵「君の井酒造」(妙高市)の車内限定オリジナル大吟醸酒に舌鼓。蔵元イベントでも君の井酒造のふるまい酒におちょこを重ねたから、いい気持ちになった。

 びゅう旅行商品ならオリジナルメニュー「水と大地の贈り物」にウエルカムドリンク、地の食材の料理、地酒セット(2本)呑みくらべクーポン(3枚)、オリジナル巾着とおちょこが付く。クーポンは5枚500円で追加できる。この列車は6月末までの運行だったが、大好評につき9月末まで延長された。週末金−日に高田−十日町を1往復。乗車を組み込み、びゅう商品から旅を選ぶのがポイントだ。以下、沿線を紹介する。

 【滝と山の絶景から神の里へ】

 妙高山周辺では日本の滝百選に選ばれた落差55メートルの「苗名滝」が迫力満点。近くのイモリ池から見た妙高山の威容とともに、必見だ。

 昼食では池の平温泉「一の宿元」のかまどで炊いたこしひかりをぜひ味わいたい。びゅうの宿泊宿でもある。また前出の君の井酒造見学も外せない。

 列車の起点となる高田(上越市)では上杉謙信ゆかりの林泉寺にも足を伸ばした。

 古代に思いをはせるなら、弥彦村の越後一宮「彌彦神社」はパワースポットとして人気上昇中。神社近くの弥彦温泉四季の宿みのやに泊まり、朝7時からの神事「御日供祭(おにっくさい)」に参列。大神様にお米などをお供えする厳かな行事で一般参加もでき、心が洗われるからぜひ。参列記念に金子清郎権宮司から福米をいただく。宿に戻りあおさ佃煮の三升漬けなどで朝ごはん3杯お代わりした。

 列車の終点・十日町(十日町市)では、名物へぎそばに舌鼓を打ち、松乃井酒造場の水のような端麗な地酒と自家製奈良漬をいただく。

 近くの樹齢100年近いブナの美人林は目を見張る美しさだった。

 この後、上越新幹線に乗るため越後湯沢に移動。駅の「ぽんしゅ館」は100種類超の地酒をそろえ、500円でコインを購入すればおちょこ5杯試飲できる。どこまでも酒三昧の旅だった。

 ■「越乃Shu*Kura」の運行情報やびゅう商品情報はJR東日本の「えきねっと」などで検索

 

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