【世界を驚かせた日本人】立石斧次郎 米国女性を熱狂させた幕末の侍アイドル (1/2ページ)

2014.06.18


斧次郎の全身像が1面に掲載された『NYイラストレイテッド紙』【拡大】

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 歴史上、米国の女性に一番もてた日本男性は誰だろうか。

 俳優の三船敏郎(みふね・としろう、1920〜97年)だろうか、それとも、渡辺謙(わたなべ・けん、59年〜)か。ちょっと古い所では、ハリウッドを席巻した早川雪洲(はやかわ・せっしゅう、1886〜1973年)の名前を思い出すかもしれない。

 だが、私が米国の女性を熱狂させた日本男性ナンバーワンに選びたいのは、立石斧次郎(たていし・おのじろう、1844〜1917年)という侍である。

 幕府は万延元(1860)年、日米修好通商条約の批准書交換のために公式使節団を米国に派遣するが、斧次郎は当時、16歳の無給通詞(通訳)見習としてこの一行に加わっている。

 もともと、語学の才能に恵まれていたのであろう。サンフランシスコに着くまでの約50日間、米人将校の部屋に出入りし、たちまちのうちに英語力を向上させてゆく。パナマ運河を渡り、3カ月以上かけて首都ワシントンに到着したころには、斧次郎の会話力は一行の中で抜群になっていた。英語のアダ名はトミーだった。

 ワシントン訪問後、一行はニューヨークに向かうが、この使節団のスポークスマン役を務めた斧次郎の人気は日に日に高くなり、若い女性たちから何千通ものラブレターやプレゼントが届き、米側の接待員たちは大いにその取り扱いに悩んだ。

 

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