山形 歴史・食べ物・温泉・芸術 リゾート列車で満喫

2014.08.22

連載:ライフ


(1)福島−新庄間を週末走る「とれいゆ」の16号車「くつろぎの間」【拡大】

 本日の旅日和は「山形日和。」だ。このキャッチコピーでJR東日本などが山形デスティネーションキャンペーンを展開中。新幹線初のリゾート列車「とれいゆ つばさ」で、足湯につかりながら山形路を行く−。 (幾田進)

 【リゾート新幹線で足湯を堪能】

 福島−新庄間を週末走る「とれいゆ」の16号車「くつろぎの間」で、ゆったり足湯を満喫=写真〔1〕、隣の15号車「湯上がりラウンジ」へ。バーカウンターには、地酒、地ワインなど数十種類がズラリ。地元食材のつまみで1杯やり、ほろ酔いで自席に戻れば、そこは「温泉街を散策する気分」でくつろげる畳座席だ(足湯はびゅう旅行商品利用の足湯利用券購入者のみ1人15分の制限付き。詳しくは「えきねっと」で検索)。

 【歴史の町米沢散策】

 歴史好きは素通りできない米沢市。上杉謙信を祭る上杉神社は旧米沢城跡=同〔2〕。名君・上杉鷹山の銅像もある。謙信時代は新潟の上越市に本拠地があったが、謙信の遺骸は大甕(かめ)に入れられ、福島の会津、そして米沢へと移された。

 近くの上杉伯爵邸((電)0238・21・5121)での昼食がおすすめ。塩引き寿司、いも煮、冷汁など伝統の献膳料理2160円=同〔3〕=に、米沢牛のステーキを追加して4320円。上杉家当主が住んでいた屋敷の美しい庭を愛でながらの食事に舌鼓。さらに、上杉家の御用酒屋、1597年創業の小嶋総本店酒造資料館「東光の酒蔵」((電)0238・21・6601)へ。最近は梅酒でも賞に輝き、女性連れでも試飲を楽しめるから、左党は外せない。

 【酸っぱい美肌の湯】

 宿泊は、開湯1900年の歴史の古さと強酸性(硫黄泉)の湯質を誇る蔵王温泉・ホテルルーセントタカミヤ((電)023・694・9135)。湯をなめてみると酸っぱい。肌がすべすべする美肌の湯だ=同〔4〕。街の共同浴場巡りもいい。

 8月中は、近くの蔵王ロープウエイ蔵王山麓駅から地蔵山頂駅までサマーナイトクルージングが行われ、満天の星空の下で、星のソムリエによるイベントがあるから、親子連れにはおすすめだ。

 【芸術品のカーペット】

 蔵王から山形市へ下り、山辺町のオリエンタルカーペット((電)023・664・5811)へ。美しい手織りのじゅうたん「山形緞通(だんつう)」造りを見学。約80年前に中国から7人の匠を招き、身につけた技術に日本人の工夫を加え、水墨画や海の波のうねりを絶妙なグラデーションで織り込む芸術品だ=同〔5〕。皇居新宮殿や新歌舞伎座玄関フロアなどを飾っている。「女性の働く場所を作りたい」と始めた事業の職人技はすばらしい。

 この後、国産ワインコンクールで金賞を得たこともある、ブドウから育てる朝日町ワイン城((電)0237・68・2611)で試飲を楽しみ、いい気分で帰路についた。

 

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