アイスバケツ波紋 指名された有名人が辞退 難病の知名度向上と支援でインパクトも…

2014.08.25


米ボストンで氷水をかぶる美女たち。有名人以外にも広がっている(AP)【拡大】

 氷水をかぶって難病患者を支援するチャリティー「アイス・バケツ・チャレンジ」が、世界中で爆発的なブームになっている。「ただ騒いでいるだけ」という批判の声が出る一方、短期間で難病の知名度向上と、支援の輪を世界各国へ広げたインパクトの強さが注目されている。

 アイス・バケツ・チャレンジは日本でも続々と有名人が参加して話題となり、過激な印象によって賛否両論が渦巻いている。

 この氷水かぶりは、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者支援の一環として米国で始まった。指名を受けた人が24時間以内に100ドル(約1万円)を寄付するか、氷水をかぶるかを選択。両方とも選んでもOKで、次の3人を指名する必要がある。募金の主な受け皿である米ALS協会には、22日までの1カ月足らずで前年同期比24倍となる5330万ドル(約55億円)が集まった。

 挑戦者が続々と登場するなか、指名されながら辞退する有名人も多い。大阪市の橋下徹市長、タレントの武井壮、元フィギュアスケート選手の織田信成氏らは、それぞれの立場で氷水かぶりの敢行を見送っている。

 ネット上では「パフォーマンスに過ぎない」と疑問視する声も噴出している。カリフォルニア州が深刻な水不足に悩まされている米国では「水の無駄遣い」との声も。俳優のチャーリー・シーンが氷水ではなく1万ドルの札束をかぶって全額寄付すると表明し、称賛された。

 日本ALS協会は「ALSへの理解が深まるのは有り難いが、負担になる人も多いと思うので、無理はしないようにお願いしたい」と気遣うが、お祭り騒ぎの顛末(てんまつ)はどうなるのか。

 

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