朝日慰安婦問題記事 なぜ裏付け取材しなかったかの疑問残る (2/2ページ)

2014.09.10

 金学順さんは植村元記者の第一報から6年後に亡くなっている。訃報を書いたのは当時ソウル特派員だった植村元記者だ。特集記事を素直に読めば、彼はテープを聞いて書いただけで、その後6年間の長き間、ソウルで彼女に会って確かめようともしなかったということになる。

 8月5日の特集記事の「◇読者のみなさまへ」で、朝日新聞は、

 〈植村氏の記事には、意図的な事実のねじ曲げなどはありません〉

 と強調しているが、読者が知りたいことは、事実の不在であり、「なぜ、彼は当たり前の裏付け取材をしなかったのか」だ。

 長らく沈黙しているのは、それなりの事情があり、それは何なのかなと考えてきたが、裏付け取材という当たり前の基本作業もしていなかったというだけだったのか、と余計驚いた。事実関係がおかしいと指摘された時点で彼女に会い、続報の形で読者に伝えておけば、これほどの問題にはならなかった。

 ※SAPIO2014年10月号

NEWSポストセブン

 

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