3人の競争で「青の革命」 実現困難とされた夢の技術を実用化

2014.10.08

 ノーベル物理学賞の授賞対象となった青色LEDは「20世紀中の実現は困難」とされた夢の技術だった。しかし、赤崎勇氏と天野浩氏が共同で基盤技術を開発、中村修二氏が実用化への道を切り開き、「青の革命」を成し遂げた。

 LEDの光の三原色のうち、赤色と緑色のLEDは1960年代に実現。残る青色がそろえば、どんな色でも合成が可能になるが、実用的な輝度の青色を放つ高品質な半導体結晶を作るのは困難を極めていた。

 赤崎氏は85年に無色透明な窒化ガリウム結晶を作製。89年には青色LEDの発光に成功した。大学院生だった天野氏は名古屋大の赤崎氏の研究室で実験に参加。高品質の窒化ガリウム結晶作製に貢献した。

 量産技術を開発し、実用化への道筋をつけたのは中村修二氏。基板の上から窒素ガスを、横からはガリウムと窒素、水素の高温ガスを吹き付ける「ツーフロー」と呼ばれる手法を考案。窒化ガリウム膜の結晶性は飛躍的に向上した。

 

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