【新展開 慰安婦問題】「朝鮮人強制連行」の虚実は触れたくないパンドラの箱 (1/2ページ)

2014.11.29


外務省が1959年7月に発表した資料には、朝鮮人強制連行について「誤解や中傷が世間の一部に行われているが、右は事実に反する」と記されている【拡大】

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 朝日新聞が、吉田清治氏の慰安婦証言を取り消した8月5日以後(これを『ポスト8・5』と言っておく)、歴史問題をめぐる争点は2つある。

 第1の争点は、吉田証言が撤回されることで慰安婦問題はなくなるのかどうかだ。

 これについての1つの立場は「吉田証言がコケても慰安婦問題はなくならない」というもの。なぜなら、吉田証言以外にも慰安婦問題の存在を示す証拠は、名乗り出た慰安婦や、クマラスワミ報告、米議会決議など沢山あるからだ、というのである。

 この考え方は「椅子モデル」というべき思考方法である。椅子には4本の脚がある。吉田証言が根拠として使えなくなったのは、そのうちの1本が外れたことを意味するが、それでも他の脚が支えているから慰安婦問題はなくならない、と主張する。

 しかし、これは1つの錯覚であると、もう1つの立場は主張する。

 4つの根拠があるとしても、それらはいわば吉田証言を土台となる積み木として、その上に直列に次々と他の積み木を乗せていったものだ。すべては吉田証言があったのちに、それから派生して生まれたのだ。

 従って、吉田証言が取り去られれば、上に乗っているすべての建造物が一挙に崩壊する、と考える。これを「積み木モデル」と言っておこう。

 どちらが正しいのか。もちろん、積み木モデルが正しいのである。

 

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