旧東海道の関で面影味わう 三重県伊賀・亀山 (1/2ページ)

2015.01.30

連載:ライフ


年間50万人が訪れる「伊賀の里モクモク手づくりファーム」【拡大】

 伊賀といえば、忍者の里。文学好きならば、俳聖松尾芭蕉の故郷。しかし今回は、山峡にあって農業の6次化(多角化)で先駆的な、年間50万人の来園者を集める農業テーマパークを訪ねた。次いで、往時の面影が色濃く残る旧東海道の関、城下町の亀山を歩いた。

 旧国鉄時代には、名古屋−奈良−天王寺を結ぶ幹線で、「寝台急行大和」や「特急あすか」などが走った関西本線。だが、新幹線や近鉄特急との利便性競争に敗れ、沿線の三重・奈良県境付近の過疎化が進み、特急、急行はもちろん、直通運転の列車さえない。

 その沿線に年間来園者50万人を誇るテーマパークがある。1998年に農事組合法人として生まれた「伊賀の里モクモク手づくりファーム」(三重県伊賀市)だ。農業や食育をテーマに、派手で大掛かりなアトラクションこそないが、直営レストラン、売店を展開し、関西圏や中部圏では知る人ぞ知る存在だ。東京では六本木のミッドタウンに昨年、直営売店が初オープンしている。JR名古屋駅を出て亀山で乗り換え、1時間40分余りで柘植(つげ)へ。ファームまでは柘植駅から山道を車で約10分である。

 ●健康食志向

 平日ながら、入園料不要のファーム前エリアには健康食志向の主婦や家族連れの姿が少なくない。ここには無・減農薬の新鮮野菜の直売所や、「野天もくもくの湯」などがあり、近隣のリピーターが多い。「農村レストランもくもく」で昼食。人気の「厚切りロースとんかつ膳」を頼む。厚さ3センチの熟成肉はおいしさも食べ心地も十分。

 

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