現代科学では解けないナゾ 4日に皆既月食 (1/2ページ)

2015.04.03


昨年10月に都心で観察された皆既月食【拡大】

 4日、満月の日に皆既月食が見られる。始まりは20時54分、終わりは21時6分だから夜桜と一緒に見る人も多いだろう。

 皆既月食はそれほど珍しいものではない。日本では前回は2014年10月8日にあったし、次回は18年1月31日にある。部分月食ならもっと多い。しかし今度のように桜の季節に皆既月食が見られるのは17年もあとのことである。

 月食は太陽と地球と月がこの順に一直線に並ぶときに起きる。

 天体の中を太陽が通っていく道を「黄道(こうどう)」というが、これが月の通り道「白道」と一致したところを太陽と月が通るときに月食や日食が起きる。

 いまはこの時期だ。このため、半月前の新月だった3月20日には欧州で日食が見られた。欧州北部と北極海では皆既日食になった。

 皆既日食は地球よりも4分の1くらいも小さな月の影に地球の一部が入るときに起きる現象だから、地球の影に月が入る月食よりは、見られるチャンスがずっと少ない。日本でこの前、皆既日食が見られたのは09年7月22日だったが、次は35年9月2日、その次は63年8月24日になってしまう。

 じつは現代科学では解けていないナゾがある。月よりも400倍大きな太陽が、地球と月までの距離のぴったり400倍のところにあることだ。このため、太陽がちょうど全部隠れる皆既日食が起きる。だが、なぜ400という数値がたまたま一致しているのかは、いまだに説明できないことなのである。

 しかし月はしだいに地球から離れていっている。その速さは年に約3センチメートル。いずれは皆既日食はすべて金環食になり、そのうちには太陽を隠すべき月が小さくなって、日食とはいえないくらいまぶしいものになるに違いない。

 

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