今昔億万長者ランキング 日本人が低いのは国内経済の“地盤沈下” (1/2ページ)

2015.04.23


日本一の資産家・柳井正氏。それでも世界では41位と残念【拡大】

 この4月2日に発表された米国経済誌「フォーブス」の「2015年度日本長者番付」で、ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が保有資産約2兆5100億円(211億ドル)で1位になった。前年トップのソフトバンク・孫正義社長は約1兆6500億円で2位、サントリーホールディングスの佐治信忠会長が約1兆2900億円で3位だった。

 一方、「世界長者番付」の1位は前年同様、マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏で資産約9兆5000億円(792億ドル)。日本人トップの柳井氏は41位だった。

 1990年、私は資産約8800億円(55億ドル)で世界長者番付の6位にランクされた。片や15年度の柳井氏は2兆5000億円で41位。90年4月当時は1ドル160円、今回はそのときよりも円高の1ドル120円で換算しているが、にもかかわらず日本人は目立たない。日本経済の地盤沈下が、こういう数字にも表れている。

 90年当時、日本人が上位を独占し、東京23区の土地でアメリカ全土が買えるといわれた。こんな時代もあったのだ。

 当時の私の資産の中に、栃木・さくら市の「喜連川カントリー倶楽部」がある。バブル崩壊で行き詰まり、民事再生法の手続きを経て、現在は別の会社が所有している。

 この喜連川カントリー、温泉を掘って露天風呂を造り、プールのあるホテルとクラブハウスを建てた。さらに1年中花が咲くようにした。総額250億円以上もかけた。しかし、今や全部ひっくるめて15億円ともいわれている。価値は10%以下だ。

 かつてゴルフをすると、喜連川カントリーも含め、3万円以上かかった。しかし、いまや5000円でプレーできる。そんなことから、どこのゴルフ場も定年退職したお年寄りばかりが目についている。

 

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