済州の火山島と溶岩洞窟群 自然が築いた海上の宮殿「城山日出峰」 (1/2ページ)

★済州の火山島と溶岩洞窟群

2015.05.29

連載:ライフ


鼻にさわると男児を授かるとされるトルハルバン【拡大】

 今年のゴールデンウイークは、クラブツーリズム主催ダイヤモンド・プリンセス チャータークルーズ「ぐるり日本列島と済州島9日間」に同乗し、船内講座を3回行いました。

 しかし、船内での講座は世界遺産関係ではなく、寄港地の長崎で活躍した坂本龍馬をはじめ幕末の志士に関する内容だった。これはこれで私の好きな分野なのですが、本稿ではやはり韓国の世界遺産である済州島をご紹介します。

 「三多」「三無」「三麗」で知られる済州島には何度か訪れていますが、船で上陸したのは今回が初めてでした。海上から船でアプローチすれば、この島が溶岩で覆われた火山島であることが分かり、また風が強いことも実感できました。

 まずは石と風が多いこと、台風の通り道で波も荒いことから海で遭難する男が絶えず、結果的に女性が残され、石と風と女が多い「三多」となったことが理解できます。島の守り神トルハルバンの鼻に触れると男児を授かるという言い伝えは、この「三多」の島で生き抜く人たちの願いだったと思われます。

 そしてこの厳しい自然環境の中で生きるためには、助け合いの精神が不可欠であることから、「泥棒がいない」「こじきがいない」「侵入者を防ぐ門がない」の「三無」が生まれました。

 「三麗」は世界遺産にも登録された「素晴らしい自然」、そこに育つ「美味な特産物」、そしてこの地に生きる人々の「美しい心」です。

 

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