必ず最後に役人は勝つ 橋下改革で役人天国の終焉を期待していたが… (1/2ページ)

2015.06.18


橋下市長も役人には負けた…日本はどうなる【拡大】

 「大阪都構想」の住民投票に僅差で負けた大阪市・橋下徹市長は、政治家から足を洗うと宣言している。一時は優勢だと思われていたのに、敗れたのは、あの“浪速のエリカ様”上西小百合議員の一連の騒動も影響したのかもしれない。結局、橋下市長のところにはそんな者しか集まらなかったってことか。

 アクが強いということで、「橋下のことは大嫌いだ」という人は多い。特に、役人は嫌っていた。しかし、橋下市長のように強引な荒療治をするタイプじゃないと、役人がやりたい放題する社会は変わらない。私は陰ながら、ずっと応援していた。

 というのも、彼の「二重行政の弊害」の主張はまったく正しいと思うからだ。都道府県と市町村が重複する事務をおこなう二重行政があるから、役人はおいしい仕事にありつける。二重行政のために役人は生きているといっても過言ではない。無駄を減らしたら、あんな数の役人がいる必要がない。大阪に限ったことではない。

 私も孫のことで、教育・保育の施設「認定こども園」について問い合わせたことがあるのだが、保育所部分を厚生労働省が、幼稚園部分を文部科学省が監督する二重行政があって、余分な時間をとらされた経験がある。

 今年10月、文科省の外局に「スポーツ庁」が設置される。文科省や厚労省など複数の省庁のスポーツ行政機構を一本化するというタテマエだが、東京五輪をダシに役人の天下り先と利権を増やすだけのこと。総工費も工期も曖昧なままにして問題になっている新国立競技場の建設も、役人の利権だらけだ。

 橋下氏が大阪市長選で圧勝したとき、既得権益を手放したくない役人はビビっていた。政治家は皆、口では「公務員改革をする」というものの、結局は何もできない。役人と組合を敵にすることが怖いからだ。

 

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