戦争抑止力は人命救助そのもの 平和に貢献する沖縄県民には深い敬意を (1/2ページ)

2015.07.04


米空軍嘉手納基地。沖縄はアジアの平和を守る要石といえる【拡大】

 私は沖縄が大好きだ。初上陸は1975年。沖縄国際海洋博覧会の時に「アメリカ館」の案内係を務めた。この約7カ月間は、米空軍嘉手納基地内の宿舎に住んでいた。

 ロッキードSR−71ブラックバードという超音速戦略偵察機が、ソ連や北ベトナムなどの軍事施設を撮影する偵察任務が、頻繁に行われていた時期である。離着陸時の騒音はすさまじかったが、それだけの重要拠点である沖縄に住む自分を誇りに思った。

 この強烈な原体験のせいか、私の沖縄のイメージは、英国BBC放送が65年から放送した人形SFアニメーション「サンダーバード」に登場する秘密基地の島である。世界中で人命救助を行う「国際救助隊」の基地が、実は南国の美しいリゾート島に隠されているという設定だった。

 40代後半以上の男性なら、あのギミックに満ちた秘密基地と、1号や2号などの近未来的なメカに憧れたと思う。

 国際救助隊と、陸海空軍や海兵隊など、戦時には敵を殺すことが仕事の軍隊は真逆の存在と考える人がいるかもしれないが、その考えは浅い。

 20世紀以降の地球では、事故や自然災害で失われた人命よりも、戦争や内戦、圧政で失われた人命の方が多い。ナチス・ドイツのヒトラーはユダヤ人約600万人を殺し、ソ連のスターリンは自国民を中心に約2000万人を殺害した。

 中華人民共和国を建国した毛沢東は大躍進政策や文化大革命で、2000万〜5000万人規模の自国民を餓死させたり、殺害したとされる。

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。