11歳で戦災孤児となった私は集団的自衛権に賛成する 渡辺喜太郎氏  (2/2ページ)

2015.07.16


南シナ海の中国埋め立て軍事拠点、スキを見せると次は東シナ海だぞ(ロイター)【拡大】

 この6月、海上自衛隊とフィリピン海軍が南沙諸島周辺で海自のP3C哨戒機を使った合同救助訓練を実施した。フィリピン政府はこの海域に自衛隊を入れたい意向だ。アジア諸国は日本の軍備に懸念を持っていると思われがちだが、第2次大戦で旧日本軍に侵攻されたフィリピンも、自衛隊駐留につながる地位協定の交渉準備を進めている。

 中国はスキを見せると、どんどん進出してくる。沖縄も米軍基地がなくなったら、どうなるか。何もしないと、ますます中国は図に乗って、「やりたい放題」を加速させる。中国にナメられないためにも安保保障関連法案は必要だと思う。集団的自衛権は、戦争が起こるのを防ぐ手段だ。まさに抑止力。

 安倍晋三首相の父親の晋太郎さんのことはよく知っているが、安倍さんはお父さんより頑張っている。安倍さんの経済政策については疑問の部分があるが、中国にスキを見せないという方針は大賛成。

 最近、戦前生まれの自民党長老たちが「安倍首相をはじめ、戦争を知らない政治家ばかりになってしまい、日本の先行きが心配だ」と、安倍政権の危うさをアピールしていたが、悲惨な戦争を体験した年寄りの中にも、集団的自衛権に賛成している人間がいることもお伝えしたかった。

 ■渡辺喜太郎(わたなべ・きたろう) 麻布自動車会長。1934年、東京・深川生まれ。22歳で自動車販売会社を設立。不動産業にも進出し、港区に165カ所の土地や建物、ハワイに6つの高級ホテルなど所有し、資産55億ドルで「世界6位」の大富豪に。しかし、バブル崩壊で資産を処分、債務整理を終えた。現在は講演活動などを行っている。著書に『人との出会いがカネを生む/ワルの交遊術50』(仁パブリッシング)。

 

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