【戦後70年と私】俳優・津川雅彦氏 故郷を守れない輩を日本人と呼べるのか? (2/2ページ)

2015.08.04


津川さんは、日本人の劣化を憂えた【拡大】

 人間すべてに差があるからこそ個人の尊厳は守られる。「平等、平等」とバカのひとつ覚えで、子供の運動会では1等賞の名誉を奪い。学校では貴重な個性がイジメに遭う。経済の格差にもこだわる、いじましさは心の大切さを鈍感にする。

 縄文土器誕生以来、1万6000年! 文化史上、今ほど程度の低い日本人はいない。

 安倍晋三首相は昭和以降、最も実行力と清潔感のある宰相だ。大切に育てなきゃ損するのは国民。なのに、「アンポ」1つで何も見えなくなり、付和雷同して支持率を下げる。いまだ民主党的幼稚な政治を見抜けぬ大衆は、安全保障関連法案で「徴兵制度ができる」「戦争になる」と戦慄(おのの)く。発想が単純過ぎて笑っちゃう。

 戦争の原因は、「民族愛対民族愛」「宗教対宗教」「思想対思想」「富対貧」の対決。中国やロシア、北朝鮮の共産国や、韓国やイスラム国の敵意を「安保」で防御はできても、こんな一面的で、愚鈍なお人好したちで日本は本当に大丈夫なのか?

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 第2次世界大戦の終結から70年目の8月を迎えた。夕刊フジでは、各界の識者による「戦後70年と私」を集中連載する。

 次回は初代内閣安全保障室長、佐々淳行氏

 ■津川雅彦(つがわ・まさひこ) 1940年、京都市生まれ。56年、映画『狂った果実』でデビューし、『マルサの女』『別れぬ理由』『プライド・運命の瞬間』など数多くの作品に出演し、存在感あるキャラクターを演じる。映画『寝ずの番』『旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ』などでは、監督・マキノ雅彦としてメガホンを握る。今年3月までレギュラー出演していた読売テレビ『たかじんのそこまで言って委員会』では、舌鋒鋭い論客ぶりが注目された。

 

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