『富士山噴火』いずれは起こる大災害 驚愕のシナリオに戦慄 高嶋哲夫さん (1/3ページ)

★高嶋哲夫さん『富士山噴火』(集英社、1900円+税)

2015.08.30

連載:ブック


高嶋哲夫さん【拡大】

 巨大地震、津波、洪水と自然災害を書いてきた著者が、富士山の噴火を取り上げた。これは「予言」ではなく「科学」だという。あまりに甚大な被害。驚愕(きょうがく)のシナリオに戦慄する−。 (文・大谷順 写真・宮崎瑞穂)

 ──物語では東海、東南海、南海地震が連動した「平成南海トラフ大震災」が起きた後に富士山が噴火する。これは現実味を帯びた話ですか

 「世界的に見ても、巨大地震が起きた近くではかなりの確率で火山の噴火が起きている。大きなプレートのズレが火山のマグマ溜りに何らかの影響を与えるからです。実際に過去の富士山噴火の例を見ても、その前に大地震が起きているケースがある。東日本大震災の後にも富士山噴火が取り沙汰されましたが、もし南海トラフで大地震が起きれば、富士山にも影響を与えるでしょうね」

 ──大地震の発生や富士山の噴火は「予言」ではなく「科学」だと…

 「ある意味単純なことで、日本列島の地下にはいくつかのプレートが交錯して動いている。ストレスが溜(た)まり、定期的に跳ね上がるのが地震です。こうした事実と過去の歴史を把握していれば、南海トラフの地震も富士山の噴火もいずれは起こる。問題は『規模』でしょうね。これは小説なので、『最悪のシナリオ』を書きましたが、富士山噴火の際に何が起きるか、をだいたいは分かってもらえると思います」

 

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