櫻井よしこ氏「国際秩序の主導権を中国が奪取すれば世界にとってマイナス」 東シナ海・南シナ海フォーラム (1/2ページ)

2015.11.13


櫻井よしこ氏【拡大】

 中国の南シナ海をはじめとする領土的野心について考える「東シナ海・南シナ海フォーラム」が11日、東京・池袋の豊島公会堂で開かれた。ジャーナリストの櫻井よしこ氏による基調講演のほか、評論家の宮崎正弘氏、東海大学教授の山田吉彦氏、静岡県立大学特任教授の小川和久氏が加わってのシンポジウムが行われ、会場に集まった約800人が聞き入った。

 櫻井氏は基調講演の冒頭、「いま南シナ海で起きていることは東シナ海でも必ず起きる」と述べ、南シナ海の岩礁を勝手に埋め立てて軍事基地化するなど覇権拡大を狙う中国の動きについて「世界秩序の構築を主導してきた米国に中国が取って代わろうとしている」と警鐘を鳴らした。また、主導権が中国に移った場合は「世界にマイナスの変化をもたらす。日本にとって繁栄にも平和にも結びつかない」と話した。

 南シナ海では、中国が人工島建設や油田開発を進める一方で、米国も人工島の12カイリ内にイージス艦を航行させるなど緊張が高まっている。

 この米中の関係について櫻井氏は「米国と中国のせめぎ合いは非常に奇妙な光景。お互いに距離を測りながら相手を瀬踏みしており、表向きは対立しているが、協力関係という枠の中にある。この関係を読み解くことが重要だ」と分析した。

 そして一連の中国の動きについて、「一番の責任はオバマ米大統領にある」と指摘。2013年9月に「シリア内戦に関するテレビ演説で、オバマ大統領が『米国は世界の警察ではない』と演説したことが、その後の中国の動きを奨励するような結果になってしまった」と批判した。

 

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