蜜月の安倍、橋下両氏 「憲法改正」の中身にズレがあるのでないか (2/2ページ)

2015.12.27


橋下氏の動向次第で2016年の国会の構図は大きく変わりそうだ【拡大】

 私も憲法第8章が最も重要な改正点だと考えて、あらゆる機会に主張している。9条の改正に対して拒否反応を示す人も、じっくり説明すると、「8章は書き換えなければいけない」とわかってくれる人も多い。しかし、国民の意識には、まだ9条ほど争点が根づいていない。1回の選挙で憲法8章を議題にするということは難しいかもしれない。

 ということで、安倍首相と橋下氏の2人は憲法改正では一致しているが、その中身は少しずれている。これをうまくパッケージして国民に提示できるだろうか。

 一方、民主党の岡田克也代表ら野党は、選挙戦で「戦争法案、反対」「憲法改正は危ない」とアピールしてくるだろう。それを争点にされると、安倍首相も苦戦すると思う。

 ただ、安倍&菅コンビは敵前突破を平気でやれる人たちだ。橋下氏を担ぎ出して憲法改正を突き進めたいという思いは安倍首相の中で非常に強い。菅氏はそれを実現するためには手段を選ばない人である。

 橋下氏が選挙で貢献すれば、安倍首相は彼を閣内に迎えて厚遇するかもしれない。だが、自民党内にはダブル選や橋下氏の厚遇に反発する人も多いに違いない。安倍構想の実現には課題が多い。

 ■ビジネス・ブレークスルー(スカパー!557チャンネル)の番組「大前研一ライブ」から抜粋。

 

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