古都・奈良の文化財 神道や仏教など日本文化の原点 (1/2ページ)

★古都・奈良の文化財

2016.01.29

連載:ライフ


藤原氏ゆかりの興福寺【拡大】

 日本一の超高層ビル、大阪「あべのハルカス」でクラブツーリズムの「新春旅フェスタ」が24日、開催された。そこで筆者は、3つの世界遺産講座を担当しました。古都奈良、熊野古道、そしてイタリアの世界遺産でした。今回はその中でも特に近鉄沿線のお客さんに好評をいただいた「古都奈良」について話をします。

 奈良県の世界遺産には(1)紀伊山地の霊場と参詣道(2)法隆寺地域の仏教建造物(3)古都奈良の文化財の3つがありますが、それぞれのテーマを簡潔に表せば(1)は神道・修験道(2)は仏教(3)は神仏習合といえるのではないでしょうか。

 奈良に都が置かれたのは710年で、それから1300年以上の時が流れていますが、今日の日本の社会すなわち日本文化の基礎はやはり奈良時代の平城京に起源があると思われます。明治政府によって1868年に神仏分離令が出され、一時は廃仏毀釈運動も起こりましたが、現代社会は最終的には神仏習合的な奈良時代の延長線上に戻っています。

 実際に世界遺産「古都奈良の文化財」は、国宝建造物を有する東大寺・興福寺・薬師寺・唐招提寺・元興寺・春日大社の6つと特別史跡である平城宮跡、そして特別天然記念物に指定されている春日山原始林の2つの資産が個別に評価されたのではなく、全体がひとつの文化遺産として評価されたのです。

 

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