【沖縄が危ない】石垣島の自衛隊配備が足踏み 市議造反で脅かされる民主主義と領土 (2/2ページ)

2016.07.02

北朝鮮の弾道ミサイル発射に対処するため沖縄県・石垣島に展開した自衛隊=2012年4月
北朝鮮の弾道ミサイル発射に対処するため沖縄県・石垣島に展開した自衛隊=2012年4月【拡大】

 これを受け、配備に反対する地元紙は「自衛隊に対する多くの市民の不安、急進的な一部与党議員に対する懸念の声が届いたもの」とはしゃいだ。

 ただ、造反した議員たちは「市民にまだ理解が深まっていないからだ。配備そのものには反対しない」と説明している。時間をかければ市議会の理解を得られる可能性は高いが、問題は時間をかけている余裕があるかということだ。

 尖閣周辺には中国軍艦も出没し始めた。県議選の結果を受け、沖縄本島の反基地運動も勢いを増すばかりだ。石垣島への配備が1年や2年といった単位で遅れれば、その間、中国に有利な既成事実がどんどん積み上げられかねない。

 慎重にプロセスを踏むのが民主主義の良さであり、同時に弱点でもある。しかし、私たちは、民主主義にしか未来はないことを知っている。国は、根気強く住民の理解を求めながら作業を進めるべきだ。国境の島々は、侵略的な独裁国家・中国の膨張に待ったをかける、歴史的使命を担うのだ。

 ■仲新城誠(なかしんじょう・まこと) 1973年、沖縄県石垣市生まれ。琉球大学卒業後、99年に石垣島を拠点する地方紙「八重山日報社」に入社。2010年、同社編集長に就任。同県の大手メディアが、イデオロギー色の強い報道を続けるなか、現場主義の中立的な取材・報道を心がけている。著書に「国境の島の『反日』教科書キャンペーン」(産経新聞出版)、『翁長知事と沖縄メディア 「反日・親中」タッグの暴走』(同)など。

 

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