「民主の村」弾圧する中国の“本性” 民主的に選んだ村長が収賄容疑 (1/2ページ)

2016.07.03

 「民主の村」として有名だった中国広東省沿岸の漁村・烏坎(ウカン)村の林祖恋村長(70)が18日、収賄容疑で地元当局に拘束された。住民たちは村長奪還に向け、数千人規模のデモを行っているという。

 この村では2011年、地元当局による不正な土地強制収用に対し、村民が激しく抗議し、事態収拾のため、共産党1党支配の中国では珍しく、翌年、住民による村長の直接選挙が実現した。非常に小さな村ではあるが、この林村長は中国で初めて民主的に村民が選んだ村長だった。

 しかし、その後も住民への土地の返還は進まず、林村長が市政府への陳情を計画していたが、その直前に拘束された。これに対し、住民たちが猛反発したわけだ。「民主化の芽」を封じ込める動きは、まさに今の中国を象徴する出来事だろう。

 その後、CCTV(中国中央テレビ)を見ていたら、頬がげっそりこけて、やせ細った林村長が「私は建設工事をめぐって多額の賄賂を受け取りました。これは私の最大の罪です」と自白しているとされる映像が流れた。

 まるで、過激派組織「イスラム国」(IS)に捕まった人が、「身代金を払って私を助けてください」と言っているのと似た画像だった。「脅かされて自白させられたのに決まっている」として、村民たちはこの罪状告白を信じていない。彼らはSNSを通じて香港メディアを見ているからだ。

 

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