日本は独裁国家・キューバと付き合うな 首相が初訪問 (2/2ページ)

2016.08.28

 日本は以前からある程度の付き合いもあるので、昨年5月、日本の政府開発援助(ODA)の拡充や経済改革後押しのため、岸田文雄外相が日本の外相として初めてキューバを訪問した。日本政府としては、それだけで十分だ。安倍首相が行ってもプラスにはならない。

 キューバは人口1100万人の非常に小さい国で、日本が頑張って経済取引をしてもあまりメリットはない。その一方で、旧ソビエト連邦圏には、大きなパイのある国が多数ある。そういう国やアフリカ諸国のほうが、取引相手としての優先順位は高いと思う。

 なにより優先順位が高いのはオーストラリアだ。安倍首相は、保守派で対米重視のアボット前首相時代には「特別な戦略的パートナーシップ」と呼ばれる深い親交を結び、日豪関係は飛躍的に発展した。しかし、昨年9月に親中的なターンブル首相が就任してからは関係は冷却している。昨年暮れに迎賓館赤坂離宮で首脳会談をした後、あまり連絡もしていないようだ。

 今年4月、オーストラリアが選定を進めていた次期潜水艦の共同開発をフランスが受注し、日本は敗退したことも影響しているのかもしれない。しかし、それでもオーストラリアはキューバよりアップサイド(伸びしろ)がある。米国が断交したら断交していたくせに、理由もなく米国が国交回復したからといって、その尻馬に乗って遅ればせながら訪問する、というのはちょっとみっともない感じがしないでもない。

 ■ビジネス・ブレークスルー(スカパー!557チャンネル)の番組「大前研一ライブ」から抜粋。

 

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