習主席の“非礼”とプーチン大統領の“気配り” (1/2ページ)

2016.09.18

 安倍晋三首相は今月初め、中国・杭州市で習近平国家主席と約35分間、会談した。主要20カ国・地域(G20)首脳会議開催中、習氏は各国の首脳と会談をしたが、安倍首相とはG20の閉幕後にやっと会っている。理由ははっきりしている。「日中首脳会談をする」とちらつかせ、「その代わり、日本は南シナ海の件で余計な口をたたくなよ」と牽制(けんせい)したかったからだ。

 しかし、安倍首相はG20で南シナ海の問題を持ち出して、中国の主張を否定した仲裁裁判所の判決受け入れを繰り返し求めた。習氏が議長だったから、当然のことながら、何の反応もなかったが。

 日中首脳会談でも、南シナ海問題について安倍首相が法の支配を重視するよう促したのに対し、習氏は「日本は当事者ではない。南シナ海問題で言動を慎み、中日関係の改善に障害を作ることを避けるべきだ」と反論した。

 さらに、各国首脳との会談の際、両国の国旗の前で2人が握手をする写真を撮ることが慣例になっているのに、習氏は安倍首相とタイ軍事政権のプラユット暫定首相のときは国旗を写させなかった。会場には国旗が飾られていたが、習氏が部屋の入り口へ出迎えて握手したため、日の丸は写らなかった。中国国民に根強い反日感情を意識したのだろう。

 ここまで露骨なことをされて、ニコニコしなければならないのか。日本はG20の席を蹴って退場してもよかったのではないか。

 その一方で、中国はロシアとの関係を強化している。習氏は安倍首相と会う前日の4日、杭州でロシアのプーチン大統領と会談し、安全保障面での連携強化で一致した。両国海軍は19日まで、南シナ海で合同軍事演習を実施している。

 

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