築地市場(中央区)からの移転が延期された豊洲市場(江東区)の地下空洞に大量の水がたまっている問題で、地下水位を低く保つ管理システムの本格稼働以降も、水位が目標まで下がっていないことについて都は22日、「(豊洲の)工期を優先する余り、年月の経過とともに地下水管理が甘くなった」と謝罪した。同日開かれた都議会経済・港湾委員会で、伊藤興一氏(公明)の質問に答えた。
都はこれまで、低下していない理由を「夏に雨が続いた影響で、想定よりも水位が高い中でシステムの稼働が始まったため」などとしてきたが、この日の委員会で事実上、説明を変更した。豊洲の主要建物は今年5月に建設工事がほとんど終了したが、周辺の植栽工事などを優先したことから、システムは先月、本格稼働した。
システムでは、豊洲の敷地内に21カ所の水位観測用の井戸を設置。計画では「1・8メートル以下に保つ」としていたが、21日の観測では2・4〜4・1メートルだった。
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