岩村城(上) 政略結婚で「親織田」に (1/2ページ)

★岩村城(上)

2016.12.11

岩村城
岩村城【拡大】

 岩村城(岐阜県恵那市)は近世城郭の中で、日本で最も高い場所(標高717メートル)に築かれた山城である。最も高い山頂部分に本丸と郭群が配され、山麓には藩主の居館が設けられていた。

 城の創築については、はっきりとした時期は不明だが、鎌倉幕府の御家人、加藤景廉(かげかど)が文治元(1185)年に築城したという説が有力だ。それから700年近く城は存続し、明治維新まで続いた歴史のある城である。

 戦国時代には、織田信長と武田信玄とのあいだで、岩村城をめぐるせめぎ合いがたびたび繰り返された。このころ、この地を領有していたのは遠山氏だった。戦国の世で生き残るためには、武田、織田氏のどちらかに従うしかなかった。

 遠山氏は、信長が美濃国に進出する前は、信玄との関係を強くしていた。ところが、信長は遠山氏の懐柔に成功し、政略結婚で信長の叔母を遠山景任(かげとう)に嫁がせ、同盟関係を結ぶ。

 景任の妻となった叔母は、信長の祖父、織田信定(のぶさだ)の三女で、岩村御前と呼ばれていた。

 信玄も、信長の東美濃(岐阜県東部)への侵攻を黙って見ていたわけではない。元亀元(1570)年12月、信玄の西上作戦が始まると、岩村城は最も重視される攻略目標の1つとなった。「武田二十四将」の1人で、高遠(たかとお)城(長野県伊那市)の城主、秋山信友(のぶとも)が率いる5000の軍勢に包囲される。

 

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